先日、塔本シスコ展に行ってきました。
1913年(大正2)年に熊本の八代市に生まれ、宇城市で育ちました。養父のサンフランシスコ行きの夢を託し、シスコと命名されます。結婚し46歳の時に夫が急逝。心身ともに衰弱する日々から立ち直るなかで、子どものころから憧れていた絵を描くことに心を寄せていきます。
塔本シスコさんの人生の中での出来事を章にわけて紹介してありました。
私は塔本シスコさんという名前をこの展示会で初めて知りました。
91歳で亡くなるまでずっと絵を描き続けてこられ、しかも美術のことを勉強もしたことがないということが驚きでした。
50代で絵を描き始めご自身でもまさかこんなことになるなんて!と驚かれたようです。

【塔本シスコ展】の作品について
塔本シスコさんが絵を描きだした最初のころの作品がこちらです。

私が好きな作品を写真にとりました。

同じような人が何人も登場してカラーバランスがとても素敵です。

私はこのにわとりの絵がとてもかわいくて気になりました。
シスコさんは動物や植物の気持ちになって描き、境界線あたりの筆のタッチもとても丁寧に表現されています。

この猫の絵も惹かれました。額縁は美術館の方がつけられたものなのかな?
シスコさんの絵に合っていますね。

シスコさんは絵だけでなくこういったオブジェや洋服も作られていたそうです。
独特な表現でおしゃれです。私は好きだなぁ。


これは布に絵が画れたもの。

私はこの絵の色合いに惹かれました。


【塔本シスコ展】購入したグッズ
私はこのA4ファイルとコースターを購入しました。


【塔本シスコ展】まとめ
塔本シスコ展、行ってよかったです!
今回は子供を母に預けて一人で美術鑑賞することができました。子育て中は一人になる時間も取れなくてしんどいときもありますが、こうして誰かが見てくれると本当に助かります。ありがたいです。
じっと絵を見ていたらいつの間にか1時間くらい経っててびっくりしました。
本当はもっとじっくり見たかったのですが、それでもこんな時間がもらえて幸せでした。