けいれんが起きたときの対処法
①あわてない→ひきつけは数分間で止まります。命にかかわることは、まずありません。
②何もしない→口の中に指や箸を入れない(舌を噛むことはない)。大声で呼んだり、体をゆすったりしない。
③楽な姿勢で→体を横向きに寝かせ、服をゆるめる。ピンなど危ないものは取り外す。
④吐くと危ない→吐きそうなしぐさをしたら体ごと横にして、吐いたものがのどつまらないようにする。
⑤じっと見る→時計をみて、何分続いているのか確かめる。けいれんの様子をよく見て、あとで主治医にくわしく伝えられるようにする。
娘が初めてけいれんを起こしたとき、すぐに病院に電話し、けいれんが止んでから病院に行きました
主治医の先生はけいれんを実際に見ていなかったので、けいれんかどうかがうまく伝えれませんでした。
けいれんの動きでも治療法は異なってくるので、後で主治医に詳しい説明をするためにも動画を撮ることをおすすめします。
先日、娘が熱性けいれんになった時の話を書きました。
https://honwaka-blog.com/fever-cramp-coping/
とにかく初めて見る熱性けいれんは恐怖としかいえません。
入院し詳しい検査などをしてもらったのでε-(´∀`*)ホッとしたのもつかの間、
しばらくは平穏に暮らせると思っていたら、また熱性けいれんを起こしました。
今回は、子どもが熱性けいれんを繰り返したときにすることについて書きたいと思います。
【子育て中のママ、パパへ】 子供が熱性けいれんを繰り返したときにしたこと
ここに書く話は私と娘の実体験ですが、あくまでも私たちの場合ですので参考までにご覧ください。
熱性けいれんの前触れ 子供が熱性けいれんを繰り返したときにしたこと
5月のゴールデンウィーク中の出来事でした。
前回の熱性けいれんの入院から1か月くらいたったころ、近くの公園に遊びに行きました。
ゴールデンウィーク中なので子供連れの家族が沢山来ていました。
公園内に浅い川のような場所があり、そこではいろんな子が足をつけて遊んでいたので、
娘も少し遊ばせようと水に足をつけたところ、とても喜んで全身が水に浸かるほど夢中になって遊んでいました。
しばらく遊んで着替えもし、さあ帰ろうとなった時に娘の様子がおかしいのに気づきました。
・ぼーっとしている
・少し熱っぽい
・声をかけてもあまり反応がない
急いで帰宅し、熱を測ると37・5度。
けいれんは起きてないものの、すぐに病院へ向かいました。
【実体験】病院に着いてから熱性けいれんが起きたときのこと
ゴールデンウイーク中でしたが、かかりつけの病院はちょうど開いていました。
受付をし熱を測りながら診察を待っていました。
娘を抱きかかえた状態で熱を測っていると、熱の温度が上昇していき、38.3℃を超えたあたりで突然娘が突然ハッと目を見開いた瞬間、またけいれんを起こしました。
すぐに診察室に案内され、看護師さんの指導のもと、娘をベットに横向きに寝かせて様子をみました。
自宅だとパニックになっていたかもしれませんが、ちょうど病院で痙攣が起きたので少しは心の余裕があったように思います。
前回の熱性けいれんよりも長く5分ほど続きました。
少し吐く様子もみせましたが、大事には至りませんでした。
痙攣が収まった後に先生がダイアップというけいれん止めの薬を肛門から注入しました。
しばらく様子を見た後に帰宅し安静にしていました。
↓赤ちゃん用の毛布
↓しっかり温めたほうがいいとき
【子育て中のお母さん、お父さんへ】また痙攣が起きたときの予防策
娘の場合、頻繁にけいれんが起きていることから、けいれん予防の薬を使った方がいいと言われました。
熱性けいれんの予防薬【ダイアップ】とは?
・熱性けいれんの予防のために使用する
・座薬
・解熱剤とは区別して使用する
・37.5℃以上の熱が出たらorけいれんが起きたら1回目を使用する。
・8時間後に2回目を使用する
こちらの記事を参考にしました!
解熱剤とけいれん予防の薬の違いはこちらをお読みください。
ダイアップを使用するときに注意することは?
・ダイアップ挿入後、挿入後すぐ(5分から10分以内)に便が出て形のある座薬が出たら再挿入しても構いません。
・1回2セット(1回目投入して8時間後に2回目を投入)
・3日目以降は熱性けいれんを起こすことが少ないので、発熱が続いても、この坐薬を
使用しなくても構いません。
・。解熱剤の坐薬を使う場合は、ダイアップ坐剤使用後30分以上の間隔をあけてから使用して下さい。
まとめ
熱性けいれんは遺伝も関係するそうです。うちの場合は旦那のほうが小さい頃に熱性けいれんになったかも・・・と言っていました。
また別の方の話では、上の子供2人が熱性けいれんになったことがあるそうで、奥さんの方が小さい頃に熱性けいれんを起こしているそうです。下の1歳の子もなる可能性があるかも・・・とおっしゃっていました。
熱性けいれんは5歳くらいまでには治まることが多いそうなんですが、10歳になってもまだ痙攣が起きる場合はてんかんを疑ったほうがいいとのことです。
熱性けいれんが起きると親はとても心配ですよね。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。